ようこそアンネルの家へ(ein Haus des Annerl)

ゲルマニウムってナニ?
ドミトリ・メンデレーエフという学者が、自ら考案した周期表で当時知られていた元素(ケイ素)から、未発見の元素を "エカケイ素"(Ekasilicon, Es ……ケイ素の周期表上すぐ下の元素という意味)として予言しました。
1885年、ドイツのクレメンス・ヴィンクラーがアージロード鉱という銀鉱石からエカケイ素に当たる新元素を発見し、ドイツの古名ゲルマニア (germania) にちなんでゲルマニウムと命名しました。メンデレーエフが周期表に基づいて予想したエカケイ素の性質とゲルマニウムの性質がよく一致し、メンデレーエフの周期表の価値の高さを示す好例となったのです。
ゲルマニウムによる人体への影響として、貧血に効果がある金属ゲルマニウム(主に無機ゲルマニウムが使用される)を身につけることで疲れが取れる、新陳代謝を活発にする、などといった効能があるとされていますが、ゲルマニウムが直接そのような効能、効果をもたらすことは医学的に証明されていません。
したがって、日本では、薬事法に基づき承認や認証を得た「家庭用磁気治療器」等の医療機器の中に、一部ゲルマニウムを用いているものがありますが、これらはゲルマニウムの治療効果によって承認・認証を得ているものではないため、ゲルマニウム自体が何らかの治療・予防・改善効果をもたらすと標榜することは当該品目の承認・認証内容を逸脱するため認められていないのが実情です。(ウィキペディアより)